岐阜県の伝統工芸 5 飛騨地域
『ぎふけんの
でんとう こうげい 5
ひだ ちいき』
岐阜駅の「清流の国」と
いう店には、
ぎふえきの
「せいりゅうのくに」
というみせには、
岐阜県の伝統工芸品が
ぎふけんの
でんとう こうげいひんが
所狭しと並んでいます。
ところ せましと
ならんでいます。
清流の国
せいりゅうのくに
THE GIFTS SHOP
岐阜県は、5つの地域に
分類されます。
ぎふけんは、いつつの
ちいきに ぶんるいされます。
岐阜地域 ぎふ ちいき
西濃地域 せいのう ちいき
中濃地域 ちゅうのう ちいき
東濃地域 とうのう ちいき
飛騨地域 ひだ ちいき
店内で撮影した
てんないで さつえいした
各地域の工芸品と解説文を、
かくちいきの こうげいひんと
かいせつぶんを、
5回に分けて紹介しています。
ごかいにわけて
しょうかいしています。
今回は、飛騨地域です。
こんかいは、
ひだ ちいきです。
岐阜県 ぎふけん
飛騨地域 ひだ ちいき
HIDA AREA
飛騨山脈など
ひだ さんみゃくなど
3000mを超える山々に
囲まれた飛騨地域。
さんぜんメートルをこえる
やまやまに かこまれた
ひだ ちいき。
森林率が90%を超え、
しんりんりつが
きゅうじっパーセント/
きゅうじゅっパーセントをこえ、
広葉樹なども多く、
こうようじゅなども
おおく、
昔から「飛騨の匠」と
呼ばれる
むかしから
「ひだのたくみ」と
よばれる
木工技術者が活躍
しました。
もっこう ぎじゅつしゃが
かつやくしました。
また、山間部では、
また、さんかんぶでは、
寒暖差を利用した
農作物が作られています。
かんだんさを りようした
のうさくぶつ/のうさくもつが
つくられています。
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今から1300年前の、
いまから
せん さんびゃくねん
まえの、
奈良時代から平安時代。
なら じだい(710–794)から
へいあん じだい(794–1185)。
当時の中央政府は、
とうじの
ちゅうおう せいふは、
飛騨の優れた建築技術を
ひだのすぐれた
けんちく ぎじゅつを
都の造営に活用しよう
と考えます。
みやこのぞうえいに
かつようしようと
かんがえます。
そこで、税の一部を
免除する代わりに
そこで、ぜいのいちぶを
めんじょするかわりに
年間約100人の木工職人を
ねんかん やくひゃくにんの
もっこう しょくにんを
奈良や京都の都に
派遣させました。
ならや きょうとの
みやこに
はけん させました。
約500年間で、
やく ごひゃく
ねんかんで、
都に向かった職人は
みやこに むかった
しょくにんは
延べ4万人~5万人。
のべ よんまんにん
から ごまんにん。
彼らは、奈良の薬師寺や
東大寺など
かれらは、ならの
やくしじや とうだいじ
など
多くの寺や神社の建立に
携わります。
おおくのてらや
じんじゃの こんりゅうに
たずさわります。
※薬師寺 やくしじ
※東大寺 とうだいじ
また、平城京・平安京の
また、へいじょうきょう・
へいあんきょうの
造営でも活躍しました。
ぞうえいでも
かつやくしました。
※平城京:奈良時代の都
現在の奈良県
へいじょうきょう:
なら じだいの みやこ
げんざいの ならけん
※平安京:平安時代の都
現在の京都府
へいあんきょう:
へいあん じだいの みやこ
げんざいの きょうとふ
その技術の高さから、
そのぎじゅつのたかさから、
「飛騨の匠」と呼ばれ、
「ひだのたくみ」とよばれ、
称賛されるように
なったそうです。
しょうさんされるように
なったそうです。
※飛騨市公式観光サイト
ひだし こうしき
かんこうサイト
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飛騨地域にある高山市は、
ひだ ちいきにある
たかやましは、
日本で一番面積が
広い市で
にほんで いちばん
めんせきが ひろいしで
日本でもトップクラスの
にほんでも
トップ クラスの
国際観光都市。
こくさい かんこう
とし。
江戸時代からの
町並みが残る場所には、
えど じだいからの
まちなみが
のこる ばしょには、
7つの酒蔵が軒を連ねて
ななつの さかぐらが
のきをつらねて
当時の面影を
見ることができます。
とうじのおもかげを
みることが できます。
※高山市観光公式サイト
たかやまし かんこう
こうしきサイト
https://www.hidatakayama.or.jp/index.html
飛騨の木工工芸品
ひだの もっこう
こうげいひん
木製(もくせい)のボールペン
ボールペン、ペンケース、
名刺(めいし)ケース
一位一刀彫
いちい いっとう ぼり
(解説文 一部要約)
かいせつぶん
いちぶ ようやく
一本の木から形を
削り出す一位一刀彫。
いっぽんの きから
かたちを けずりだす
いちい いっとう ぼり。
創始者は、松田 亮長。
そうししゃは、
まつだ すけなが。
イチイの木を材料に、
イチイのきを
ざいりょうに、
白太(辺材)と
しらた(へんざい)と
赤太(心材)の
あかた(しんざい)の
色の違いを作品に
生かしている。
いろのちがいを
さくひんに いかしている。
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白太(辺材):木の樹皮に
近い部分で、色が白い。
しらた(へんざい):
きの じゅひにちかい
ぶぶんで、いろがしろい。
赤太(心材):木の中心に近い
部分で、色が濃い。
あかた(しんざい):
きの ちゅうしんにちかい
ぶぶんで、いろがこい。
高山市では、市長や
市役所の管理職約100人が
たかやましでは、しちょうや
しやくしょの かんりしょく
やくひゃくにんが
一位一刀彫のバッチを
付けて
いちい いっとう ぼりの
バッチをつけて
PRしているそうです。
ピーアールしている
そうです。
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公開日 2025/06/23
更新日 2025/06/23